小学校受験は私立?国立?違いと最初に考えるポイント

教育・進路
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小学校受験を考え始めたとき、まず悩むのが「私立小学校と国立小学校のどちらを目指すか」という点ではないでしょうか。

私立と国立では、試験内容や学費、学校の目的など多くの違いがあります。

今回は、小学校受験を考え始めたばかりの方や、そもそも小学校受験するか迷っている方に向けて、私立小学校と国立小学校の違いや、まず最初に考えたり確認しておきたいポイントをまとめました。

  1. 私立小学校と国立小学校の違い
  2. 自宅から通学できる学校があるか
  3. まとめ

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私立小学校と国立小学校の違い

そもそも私立と国立の違いってご存知ですか。

様々な違いはありますが、一番大きな違いは、学校の「存在目的」だと思います。
私立は「建学の精神に基づいた独自の教育」を行う場ですが、国立は「国の教育研究・教育実習のための実験校」という位置づけだなと、実際に通学させてみて感じています。

その他の違いについてもまとめてみました。

試験内容の違い

ペーパーテスト(筆記試験)の難易度と目的

私立:学校ごとの独自性・応用力・思考力

私立は学校によって出題傾向が全く異なります。
パズルのような複雑な図形問題、長くて複雑な「お話の記憶」、高度な思考力を問う問題など、幼児教室での専門的な訓練やテクニックが必要な難問が出題されることも多々あるようです。

国立:基礎力・スピード・指示を聞く力

国立のペーパーテストは、「月齢相応の基礎的な知能が発達しているか」を見るため、極端に難解な問題は少ないのですが、問題の読み上げが1回きりだったり、解答時間が非常に短かったりするため、「先生の指示を正確に聞き取り、素早く処理する力」が合否の鍵となります。

親の面接・願書

私立:親の面接が合否を大きく左右する

私立は「家庭の教育方針」と「学校の理念」が一致しているかを最も重要視します。
両親揃っての面接が基本で、願書もとても重要なポイントとして見られますので、しっかり準備して書く必要があります。
「なぜこの学校でないとダメなのか」「家庭でどのようなしつけをしているか」を深く掘り下げられるため、「親の姿勢」が合否の鍵を握ります。
子供の頑張りだけではなく、願書の書き方や面接など、両親の練習も必要となります。

国立:親の面接がない学校も多い

国立の中には、親の面接がない学校も多くあります。
面接がある場合でも、重視されるのは「国立小学校は実験校・研究校であるという特殊性(教育実習生が授業を行う期間が長かったり、研究授業が中心になる)ことへ理解し、協力できるか。」「平日の日中に行われるPTA活動や学校行事への参加できるか」を問われ、それに従えない(クレームを言う)場合は、辞退や、公立への転校に同意できるかの確認が多い印象です。

また、当日に親が「作文」や「アンケート」を書かされる学校もあるため、そういった場合は、その場で教育観を言語化する力が求められます。

行動観察・運動テスト

私立:協調性・お行儀・学校のカラーに合うか

私立の行動観察では、「グループワークでお友達に譲ることができるか」「困っている子を助けられるか」といった高い協調性や思いやりが見られると言われています。また、待っている間の姿勢などからお行儀の良さや、その学校の求める子供像に合ってしているかが細かくチェックされます。

国立:自立心・子供らしさ

国立では、初めて会うお友達の中で「自分から積極的に関われるか」「ルールを守って元気いっぱい遊べるか」といった、年齢相応の子供らしさや、指示を待たずに動ける自立心、基礎的な体力が評価されやすい傾向があります。
ただ、公共の交通機関を利用し通学する学校が多いため、待機時間に静かに待てるかチェックされている学校も多い印象です。

国立は抽選(くじ引き)がある

多くの国立校では、試験の前後に抽選(くじ引き)が行われています。

多くは、一次試験で子供のペーパーテストと行動観察・面接が行われ、一次試験合格者は二次試験として抽選が行われています。さらにこのくじ引きは「親」がする学校が多数です。

子供がどんなに頑張っても、最終的には「運」で不合格になることがあるのが、国立小受験の残酷な部分だと思います。

学費

学費の部分も大きな違いがあります。

私立は、学金、授業料、施設設備費、寄付金に加え、アフタースクール代や交際費など、6年間で多額の費用(数百万円〜一千万円超)がかかると言われています。

一方、国立は、月々の校納金として、公立小学校の倍くらいの金額と安いです。寄付金のようなものが年に一度、数万円かかる学校もありますが、私立とは大幅にかかる費用が違います。

ただ、国立も、定期代や制服、様々な指定品が多く、公立に比べるとそれなりに費用はかかりますね。

まとめるとこのような違いがありますね。

項目私立小学校国立小学校
目的独自教育教育研究
試験内容応用問題多い基礎力重視
面接重視されるない学校も
学費高い比較的安い

自宅から通学できる学校があるか

私立と国立の違いをお話ししましたが、実際に通える私立か国立の小学校があるのか、2つの視点からお伝えしていきますね。

通学時間と距離

検討している私立か国立の小学校まで、ご自宅からどのくらいの時間と距離ですか。

特に国立小学校は、通学時間に定めがある学校が多い印象です。
実際に我が子が通っている国立小学校は、乗り換えの時間は含まずに、自宅から最寄り駅までの徒歩時間・電車とバスの乗車時間を合わせて50分以内が条件です。この条件に合わない場合は、入学までに引っ越しをする誓約書を提出した上で受験することも可能です。

また条件をクリアしていても、小学校1年生の小さな子供が、毎日通える距離や時間なのかも、じっくり検討した方が良いと思います。
大人でも嫌気を感じる人が多いラッシュ時に、可愛い我が子が耐えられるのかななど…。
我が子も低学年の頃はぎゅうぎゅう詰めのバスの中で、よく青アザや擦り傷を作ってきてました。

学童について

通学する距離や時間もですが、公立小学校と違う一番の課題は「学童」がない学校が多いことだと思います。

私立は手厚い教育やサービスを行っている学校が多く、最近ではアフタースクールがある私立学校も増えているようです。

国立は公立の学童に入れないケースが多く、学校にも学童がない国立小の方が多数だと思います。

さらに国立小の存在目的が「教育研究・教育実習のための実験校」ということもあり、教育実習や先生方の研修ため、午前中のみで下校してくる日や、土曜に出校して月曜日に代休など、意外と早い下校やお休みがあります。
また、PTA活動に参加義務がある国立小が多く、その終了時間よりも先に子供が帰宅する日もありました。

我が家は民間の学童に通わせた経験がありますが、公立の学童とは比べものにならないくらい高額でした。

こういった視点からも、実際に通学できる学校を検討されると良いと思います。

まとめ

小学校受験を考え始めたとき、まず整理したいのが
私立か国立か」「通学できる学校があるか」です。

そのうえで、塾や家庭学習など具体的な準備を考えていくと、受験の方向性が見えてきます。

実際に経験してみて、小学校受験は「親子の二人三脚」だなと痛感しました。
その上で、ママが心構えしておくポイントやマインド、さらには塾のことなども記事にして、皆さんにお伝えしていきたいと思います。

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